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リターンズ その1

御法屋 金帯 2015-06-14投稿
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 早苗が転入して来てから、早くも三ヶ月が経とうとしていたが既に彼女は”こちらでの”親友も出来る等、人間関係も構築されて楽しくて充実した毎日を送っていた。

 それは勿論、幸人との生活に於いてもそうであるが、それに関連したある話題が最近、密かに女子達の間で昇る様になっていたのだ。

「さなっち、最近凄く可愛いよね?」

「綺麗になったよね。元からだったけど何て言うかさ、艶っぽくなった?」

「輝いてる感じ?あはははっ!!」

 冗談を交えて笑うクラスメイト達に幸人も早苗もまさか”幼馴染みで恋人で許嫁で両親公認、挙げ句に子作りも兼ねた同棲をしています”、等言える筈も無く、必死に笑って誤魔化さざるを得ない(何度か術式も使用したが)状況であるモノのしかし、確かにこの夫婦の性行為、夫の責めも妻の求めも留まる事を知らない処か寧ろ益々エスカレートして来ており、例えば如何に連日連夜激しく交じわろうとも最初の内はまだ帰宅した後に閉じた時空間結界の中でのみ行われていたモノが、此処の所は幼い頃そうであった様に通学路や学舎、近くの公園やベランダ、誰も居ない教室や体育倉庫、極め付けは休み時間のトイレの中にまで及び始めたのである。

 休憩時間になると幸人は、たまに憚りへ向かう彼女の後を付けて素早くその影と一体化し、花嫁が仕切りの中に入って鍵を掛け、下着を降ろして便座に腰掛けた瞬間実体化すると周囲に時空断絶の結界を張り巡らせてディープなキスを交わし、更に股を開かせて手マンと入念なクンニリングスで少女のアソコをグチョグチョに濡らす。

「あぁぁっ!?はあはあ・・・」

 ずっと早苗の側に居て彼女を見て来た幸人はだから、どんな時にどうすれば良いのかを完璧に理解しており、何度か漏らしてしまった事だってあったが一向に構わず前戯を続けてあっさりと恋人を発情させるが一方で何も考えられなくなってしまった彼女は元々好きな事も手伝って、自分から彼にしがみついて懇願する。

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