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リターンズ その4

御法屋 金帯 2015-06-14投稿
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 夫に言われるままに幼な妻が一糸纏わぬ姿となると、幸人は”ちょっと用事があるから”と言って素早く部屋から出て扉を閉め、外から鍵を掛ける。

「中のモノは好きに使っていいから、僕が帰って来るまでの間は其処でジッとしているんだ、良いね?」

「う、うん解った、頑張るね」


 そう頷くモノの正直、早苗は寂しくて仕方が無かったが約束した手前もあり、またこれを乗り越えられれば彼とずっと一緒に居られる、喜んで貰える、と言う事もあって何とか自身を抑えるが、実は幸人は何かあった場合や食事の配膳等に備えて隣に併設された小部屋で彼女の様子を見ていたのだ。

 そもそも彼が何故こんな事をしたのか、と言えばそれはもう一段階、調教を施して感度を上げたい、と考えていたからであり、そしてその為の様々な仕掛けをこの部屋全体に施したのだが例えば炊き込められているお香や用意されたインスタント食品、また一日に三回出される食事、飲料、果てはお風呂に至るまで媚薬に使う薬草そのもの、若しくはそれから抽出された濃厚なエキスが使用されており、当然、此処で生活する彼女は無意識の内に四六時中、それらを摂取し続ける事になった。

 その状況下で幸人は最初の三日間はわざと一切会わずに過ごして五日目から少しずつ声を掛ける様にするが、替わりに今度は食事を徐々に減らして行き、更に”美容と健康のため”とやはり薬草入りの特殊ドリンクを出すがこれには媚薬成分と共に排便を良くして生理を整える為の薬剤が混ぜられていたのだ。

 そして七日目を過ぎると漸く部屋へと入り、彼女を拘束具の付いた大きめの椅子に股を開かせた状態で座らせ、自由を奪うと激しいクンニリングスや手マン等、オーラルなセックスで快感を散々に味あわせたが、早苗の事ならば何でも知っていた彼は自分の中にもう一人の彼女を作り上げて何度も討論を重ね、その反応を予想すると共に成長して変化した部分に付いてはその都度修正を加えて行き、”こう言う事を言ったらこうする、だからこうしよう”と言う、一種の”早苗用問答集”とでも言うべきモノをしっかりと完成させていた。

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