「・・・・・」
「んあ・・・」
少しの間、そのまま動かずに相手の唇の感触を堪能していたものの、やがて二人はどちらともなく顔を離すと見つめ合い、そして。
後は互いを抱き締めたまま、ひたすら口付けを繰り返した。
「ん、ん、んむ、んあっ。チュ、チュ、チュ、チュプッ、チュプッ!!」
「ん、ん、んっ、んぅっ。チュ、チュプ、チュプッ!!」
(す、すっごいソウタの体っ。固くて熱くてムキムキしててっ。凄く逞しい・・・)
(メリアリアって柔らかい、フワッとしていて羽毛みたいだ・・・)
お互いの体の感触に更にドキドキして興奮してしまうが年下の蒼太に少女は頼もしさを覚えて安心し、そして蒼太もまた、年上の筈のメリアリアの事を可愛いと思った、愛しいと思った、守ってあげたいと心底思った。
「チュ、チュプ、チュプ、チュ、チュルッ。う、うむっ!?」
その気持ちが、あるいは彼を突き動かしたのか、それとも幼いながらも性への関心が生まれたのか、包容をキツくするとメリアリアの唇全体にしゃぶり付き、その口内へと舌を突き入れたのだ。