「ひんっ!?」
「ご、ごめん。大丈夫・・・?」
「はあはあ・・・。う、うん。へいきらもん・・・」
それを見た途端、思わず留火の動きが止まるが何やら触ってはいけないもののような気がして戸惑ってしまったのだ。
「ひゃうぅっ。だ、だめぇ、そこはおしっこをするところだから・・・!!」
「へえ、じゃあこっちは?」
「ええっ、そっち?そっちは・・・っ。あひいいいいいっ!?」
しかし結局は異性の体への興味を抑えきれなくなってしまい、指を伸ばして軽くチョンチョンと触れてみるが、すると真白の口から嗚咽にも似た悲鳴が漏れて体がビクッと強張った。
これは人が痛みや警戒を感じている時の反応であり、その事を理解していた留火はすぐさま頭を下げる。
「あ、あああっ。はああん、あん、あん・・・!!」