「ん、んんむっ!?」
そのままさりげなく肩を抱き寄せると久方口付けを交わすが、最初はビクッとなった真白も、しかし抵抗はしなかった、それどころか自分も強く唇を押し付け返し、更には舌まで入れてくる。
「んっぷ、んちゅる、ちゅぷちゅぷ、ちゅるるるるるっ。ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ・・・」
今度は留火が驚く番だったがしかし、彼とて負けてはいない、舌に舌を絡ませてレロレロとなめ合うと、次いで口内のあらゆるポイントを刺戟して、最後には真白の舌をチュウチュウと啜るようにした。
「んぷぷぅっ!?んちゅるぱっ。ぢゅぱぢゅぱぢゅぱぢゅぱっ、じゅるるるるるるる・・・」
激しくて積極的なディープキスに、先に仕掛けたはずの真白は完全に夢中になっていた、いつしか彼に向き直ると両手でしっかりと抱き着いたまま、自身も見よう見まねで彼氏のそれをチュプチュプと啜るが一しきり、それが終わると今度は静かに互いの服に手を掛ける。
既に何度も肌を重ねた相手とは言えどもやはり、久方振りの行為に二人の鼓動は高鳴る一方であったがしかし、やがて露わになった相手の体に同時に見惚れてしまった。
真白はその名前の通り、まるで生乳を垂らしたかのように真っ白くて艶やかな肌をしており、汗に塗れているからだろうか、そこからは甘いそれに交じって微かに、酸っぱい香りが漂ってくる。