それを聞いたナナミは二人に“帰ってよろしい”と言い、続けて“今後は留火と一緒に暮らしなさい”と告げたのだ。
「部屋は女子寮にある、貴方の部屋を使いなさいね、あそこは結界も張ってあるし、側には他のレガリアス達もいる、何かあっても安心だから」
で、冒頭の一幕に戻るわけなのだが正直、留火は嬉しい反面、真白からのモーションにドキドキしてしまう事があった、特に自分の思いを正直にぶつけてくるようになった彼女は、それまでの反動もあったのだろうが一日中、彼にベッタリであり特に部屋に戻ってからのそれはすごい。
ご飯を作るとき、テレビを見るとき、寝る時やお風呂に入るときも彼に寄り添い続け、トイレの側までくっついてくる事すらあった。
「だって一緒にいたいもん、留火と♥♥♥♥♥」
「あ、ありがとう真白。とてもうれしいよ・・・」