彼女の一直線な視線と言葉を受けて、何とかそう返す青年だったが正直、色々と戸惑う事もあった、彼がそれまで聞いていた話では、例えばトイレやお風呂に入る時は気を使い、“そういうこと”を直接相手に見せたり、連想させることを言ったりするのはNGだとか、あんまりベタベタすると嫌われる、と言う事であったから“気を付けなくちゃいけないな”等と思っていたのだ、ところが。
ふたを開けてみると全く正反対であり、むしろ真白は常にラブラブオーラ出しまくりでスキンシップOK、逆にキスやハグをしないと“どうしてしてくれないの?”と凄く悲しそうな顔をされてしまう始末だ。
当然、と言うべきか、セックスはほぼ毎日のように行われていた、ずっと一途に恋い焦がれていた相手との思いが遂げられた喜びに加えてその気持ち良さ、心地よさを知ってしまった二人はもう、後戻りなど出来ずに、毎朝毎晩、狂ったようにやりまくる。
特にそれは、金曜日の放課後から月曜日の朝方までと、休日の前日からその次の次の朝に掛けて顕著であった、この期間は二人とも本当に、片時も相手を離さずに結合しっぱなしで過ごすのである、それこそ食事、排泄、入浴、挙句に就寝の時すらもだ。