もしもし、中山ですか?と、私。はい、中山ですが。と中山さん。私は福田です。沙織の夫です。と言うと電話越しに驚いている様子が伺えた。福田さんですか?どうされましたか?まさか昨日の事で私、何か沙織さんにご迷惑かけましたか?と。私は、いいえ。迷惑だなんて、そんな。逆に沙織も昨日は凄く楽しかったと喜んでますから。と私は言った。それならよかった。安心しました。どうなさいましたか?と中山さん。私は、先程山本さんからメールありまして、中山さんが妻の沙織を気に入ってくれたみたいで。もし私さえよければ沙織と中山さんをこれから会わせて貰えないかと相談されまして。と言った。中山さんは、はい。年甲斐もなく沙織さんにまた会いたいと思いました。旦那さんには悪いですが、沙織さんとまた会ってセックスしたいと思いました。と中山さん。私は、そうですか。沙織を気に入ってもらえたのですね。と私。中山さんは、勿論ですよ。沙織さんみたいな綺麗でスタイルもよく、胸も大きい素敵な女性なかなか見当たりませんよ。沙織さん最高ですよ。本当です。本心ですよ。と。私は、そこまでおっしゃるのであれば、沙織と今後も会ってもらっても構わないです。沙織をよろしくお願いしますね。と言った。中山さんは、本当に?本当ですか?沙織さんと会ってよろしいのですね。と言った。私は、沙織を大事にして下さいね。あと、沙織と呼び捨てで呼んでください。と言った。中山さんは、勿論沙織さん、いや沙織を大事にします。約束します。と言った。私は、それでは沙織の電話番号とメールアドレスを中山さんに送信するので中山さんから沙織に連絡してみてください。沙織は私の横にいますから。と言った。中山さんは、わかりました。沙織さん、いや沙織にすぐ電話します。と言って電話を切った。そして私は中山さんに沙織の電話番号とメールアドレスを送信した。1分もしないうちに、沙織のスマホに電話が鳴った。