翌日、姉ちゃんはなんかそわそわしていた。「拓也、」
「なに？」
なかなか言いたがらない。
「あのさあ…」
ボクは察しがついた。「風呂？」
「うん…」
「友達ダメだったの？」
「これからずっとって訳にもいかないし…」
夕飯が終わってボクは目隠しして脱衣場に立たされた。
「これじゃわかんないよ。」
「つべこべ言わない！見たらぶっ殺す！」
ボクはそこら辺に頭をぶつけながら、蒸し暑い浴室に入った。
シャワーをかけながら、タオルの準備…目が見えないので自分のズボンに掛けてしまった。姉ちゃんの髪なんか洗おうもんなら、びしょびしょだ。
「全身くまなく洗ってよね。」これだ…本当に奴隷扱いなんだから。
ボクは手探りで肩に触れた。細かな肌…少し汗ばんでしっとりしている…が、そんな感触など楽しんではいられない。暑くてたまらない。姉ちゃんは裸だからいいが、ボクは服を着ている。おまけに目隠しのずぶ濡れ。早く終わらせたい。
「ちゃんとこすって」「はいはい」
ボクの手は、おっぱいらしきものに触れた。巨乳とまではいかないが、かなり手応えがある。やっぱりなあ…
姉ちゃんはどんな顔してるんだろう。
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