ボクは姉ちゃんのソコを洗おうかどうしようか迷った。
「こんな状態なのにそんなことするか！」
「いや、そんな状態だから、いいって奴もいるよ。」
姉ちゃんは振り返ってボクを見た。
「…あんた、そうなの？」
「いや、違うよ。何言ってんだよ…」かなり興味はある。たちまちボクの脳裏に姉ちゃんのエロドラマが上映された。いかんいかん反応してしまう。やっとのことで辛抱した。姉ちゃんはボクに股間を洗わせながら、ひと言いった。
「あのね、彼はそんな人じゃないの。もしそんな変態だったら、フってやる！」
『変態だった！帰る』姉ちゃんからのメールに首をかしげながら、レジの列に並んだ。丁度ボクは隣町のスーパーで香辛料を買っていた。今晩はカレーだ。姉ちゃんは辛いのが好きで、ボクのは刺激が足りないと文句を言う。だから、ちょっと今日は涙が出るぐらいのやつを……え？帰る？メールは四時。今は…5時半！急がなきゃ！それにしても、どうやってメールしてんだろう…電車に飛び乗ると、またメール…
『はやかえれ』
？…もしかしてもう帰ってるんだろうか…
駅からアパートまで10分…とにかくボクは走った。
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