ワタシは昨日,昨日提出の宿題を忘れて(カバンに入っていると思っていたのになかったυ)居残りしていたために少し遅くまで学校に残っていた。学校に残っているのはほとんどサマーフェスティバルにむけて練習している人達だけなので,どこからか歌やピアノの音が聞こえていた。
<うわぁ遅くなっちゃったυ早く帰ろ…。>
そう思って階段をかけおりようとした時,目の前に黒い物が…
「きゃあッッ!!!!」
『うわッッ!!!!!』
バーン
『…いってェエ……』
「あぁッッ!!!ごめんなさい!!!ほんとに…大丈夫ですかぁッッ!?」
<ぅっわ…めっちゃかっこいい人にぶつかっちゃった…υあれ??この人どっかで見た事ある…??>
『…手……動かねぇ……サマーフェスティバルでピアノやらなきゃなんねぇのに……』
<そういえばこの人って超有名ピアニストの息子…確か名前は…せいや!!!>
「えぇッッ…どうしよぉ…(泣)…ワタシ手伝える事があれば何でもします!!!!」
『…ぢゃぁアンタ俺のかわりにピアノひいてよ』
「……はぃい!?!?ワタシ…ピアノなんかひけなぃしッッ!!!!」
『俺はひけなぃんだから責任とれよ。明日から俺が教えてやるから第2音楽室こいよ!?』