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先輩と後輩 3

ミツバチろっく  2006-06-20投稿
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誰もいない廊下が目に入った。
 授業中だからか、微かにもれる授業の声以外音はしない。

 静かだ。

「遅刻ばっかしてませんよ。今日はたまたまです!」
そう言って、眉根を寄せるクリスは可愛くて、抱きしめてしまいたくなる。

「とにかく!喧嘩はしちゃ駄目ですよ。じゃ、先輩も早く教室に戻ってくださいよ」
 またこうやって、“先輩と後輩”という言葉で一線を引かれるのかと思うとうんざりした。

 俺の袖を引いていた腕をつかんで引き寄せる。
 反対の手で、顎をつかむと無理やり上を向かせて、キスをした。

「んやっ、駄目っ……ん…」

 千歳は俺の胸を押しやって一応の抵抗を見せたけれど、結局大人しく、俺の唇を受け止めた。
 肩に掛けていたカバンがドサっと廊下に落ちた。

 静かな廊下。
 誰も通らない廊下。

俺は廊下の壁に千歳の身体を押し付けて、千歳の唇を舌先で割っていった。

 千歳がはっとした表情になって、俺の身体を跳ね除けようとするけれど、力で俺にかなうはずもなく、俺は舌で千歳の歯列をなぞる。

「…んぁっ…」

小さく声を漏らしながら、唇を開いた千歳の舌を絡めとり、ぴちゃぴちゃと音をたてて撫でる。

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