香:「えっ!?何???どうしたの!!?」
兄:「リモコンどこにある?」
あたしの質問流された!!!
香:「多分ベットの下...」
兄:「お前ドコに収納してンだよ。」
と言いながらベットに横たわったまま(あたしの上に乗ったまま)ベットの下を覗き込む。
兄:「どこだよ...つか見えねぇ...」
お兄ちゃんがモゾモゾ動くたびお兄ちゃんの支えてる方の手が胸に触れる。
多分たいした膨らみもないから気付いてないんだと思うけど...。
感じそうになるのを堪える。
香:「お兄ちゃん重いー」
兄:「あった。」
お兄ちゃんがバッと起き上がる。
あたしに背を向けてリモコンで操作してる。
音量落としてる。
あたしも起き上がる。
その気配に気付いて、お兄ちゃんがあたしの方を見ずに
兄:「起きんな。」
と言って左腕で制する。
あたしはまた倒されながらお兄ちゃん力強いなぁ...かっこいい...とか思ってた。
音量が小さーくなったところでリモコンを地面においてあたしの方を向く。
兄:「...で,香奈はどっちがいいの?」
香:「分かんないって」
兄:「どっちでもいいけどさぁー,ちょっと横向いて」
なんで?と思いながらも体ごと横を向く。
お兄ちゃんがあたしの背後にできた場所にドサッと寝転ぶ。
あたしは壁を向いたまま
香:「どういう意味?」
兄:「いや。ただ寝たかっただけ。お前がド真ん中に寝てたら俺が寝るところないじゃん。」
香:「...自分の部屋で寝てよ」
お兄ちゃんがあたしの背中にぴったりくっついてあたしの腕をつかむ。
香:「何してンの!!」
兄:「何ってお前...」
あたしの腕の下に自分の腕を滑り込ませて胸を触る。
香:「ぃやッ。」
兄:「あーもぅ...コッチ向いて。」
自己中!!!怒 と思いつつ従う。
兄:「何怒ってンの。」
香:「怒ってないし!!!」
兄:「怒りすぎだろ...笑」
お兄ちゃんの手があたしの頬に触る。
兄:「ちょっと太った?笑」
香:「うるさい!!変わってないよ!!怒」
お兄ちゃんは鼻で笑ってキスをする。
目は笑いながらあたしを見つめてる。
あたしは目を合わせるのが苦手だからすぐ目を逸らす。
そしたらキスが深くなって、お兄ちゃんが強い力であたしを抱きしめる。
だんだん舌が入って来てクチュクチュと音がする。
香:「ン...ンン...」
体が苦しかった。
口を離す頃には最初の体勢に戻ってた。
お兄ちゃんの目が切なそうに歪んでる。