「こら…拓ぅ…」
姉ちゃんはボクを優しくいさめるが、目は少し潤んでいる。
「どうしたの?今までそんな風に…しなかったじゃん…」
ボクは姉ちゃんのかわいい顔をじっと見つめた。そして、指を少し中に入れてみた。
「ちょっとぉ…や、やだぁ…」姉ちゃんは目をつぶって、腰を指の動きに合わせた。
「拓…やばい…姉ちゃん変な気になるよ…あん、ダメだって…」
ボクは姉ちゃんの中に指を深く入れた。
「あ!拓…だめ!やん!ばかばか!ちょっとあ!あ!あ!」
指を激しく出し入れしてみる。
「ばかばか!拓の変態!ああん…あ!あ!」姉ちゃん…いっちゃった?…
「んもぉ〜う、ばか!なんてことすんのよ、このエロがき!」
「ごめん…」
「本当男はどいつもこいつも…」
姉ちゃんは本気で怒ってはいなかった。
「ちゃんと洗ってよ、汚れちゃったから。」ちょっと照れくさそうに言った。
パジャマに着替えて食事の準備…ボクはちょっと悪びれておとなしくなっていた。姉ちゃんはボクを責めもせず、いい子にしてテーブルに付いている。
「拓也…」
「な・なに?」
「あぁ言うコト…本当はしたかったの?」
「…」
「男だもんね…仕方ないよね」