「あっ、んっ……アッ!」
自身のふとももを自分の手で掴み、足を大きく広げている。
男はスーツの上着を脱ぎ、ネクタイと服のボタンをはずしている。
男に股間を愛撫され続け、メイド服が乱れている可愛い顔をした女は、あたえられる快感に顔が歪み、目が潤む。
「ん…あっ…もう…御主人様」
男は、顔を上げると女に顔を近付け無理矢理女の口を割り、舌を絡ませ激しいキスをする。
「んっ───」
柔らかな胸を握り締めるように触り、熱い液体が溢れる秘部に、熱棒を挿入し、一気に突き上げた。
「んっあ……やあぁダメェ───ッン」
男は、女を無視し欲望のままに何度も何度も突き立てる。
女のあえぎ声と濡れた音がヤラシく響き続け、女は絶頂までイクと痙攣を起こし、男の熱棒が入ったまま意識を無くした。
男はズルッと女の中の己を抜くと、自分の着ている服を整える。
カチャ
部屋のドアがノックも無く開いた。
「義兄様…」
部屋に入ってきた少女が男に近寄ると、男にすがりついた。
「どうして…私を愛してくれないのに…あんなメイドは抱くの…?」
見目綺麗な少女が、股間から愛液を溢し、服乱れベットで気絶しているメイドを睨みつけながら聞いた。
「……お前は妹だ」
顔の端正な美形な男は心地良い綺麗な声で淡々としながら言う。
少女はそれを聞いてクスクス笑っている。
「血なんて繋がっていないのに…?それに私はあなたの実父に買われたのよ?…あなたの相手をさせる為に…」
「──……間に合ってる」
少女が男の胸ぐらを掴むとグイッと顔を引き寄せ、口を重ねると、舌を絡ませた。
「ん…んっ……───…はぁん」
「───ッ…やめ…ろ!!」
ドンッ
男は少女を突き放す。
「…ハ…ハハハッ…義兄様…諦めて私を愛したらどう?それとも……汚れている私を…愛せない…?」
少女は大人のような顔を見せ、痛々しい表情浮かべる。
「──……ルナ……違う」
「何が違うの!はっきり言えばいいじゃない!売春婦の娘なんか抱けないって!義妹にだって見たくないって!」
「ルナ…」
「…い…えばいいじゃない。私が…嫌いだって…」
ルナはくやし涙を流すと、そのまま部屋から出て行った。
「──……違う。汚れてるのは…俺だから…だから抱かない」