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裂く心

闇卯  2006-06-22投稿
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ギシッギシッ

ベットのきしむ音が響く。

「あっ…んっ…ああ…んあっ」

バックで乱暴に抱かれている。
女は尻を男に向き上げ、シーツを握り男の激しい衝動を受けとめている。
体は激しく揺り動き、肉のぶつかり合う音と濡れた音が響く。

秘部に突っこみ、上下に動かす熱棒の快感に男は絶頂を向かえ、入れたままイッてしまった。男は息を切らし身を震わせる。

「ん……もっ…ダメ…ヤメ……あっん!」

男は休む事無く再び立った熱棒を女にぶつける。
女は涙を流し、震えながら必死にベットにしがみつき欲望を一身に受ける。
男は何度もイクとようやく女から熱棒を抜いた。

ゴポッ

女の秘部からは男の放った精液でいっぱいで溢れ出てきた。

「ハァ…ハァ…」

女は苦しそうに息を切らし、身動き出来なかった。

「Σ!んあっ…」

男は、背中を上に向け、うずくまっていた女をそのまま抱き起こすと、胸をまさぐり突起している乳首をつまんだ。
グイッと乳首をつまみ、股間に手を伸ばすと女は甘い声をあげた。

「アッンあ…やめっ…もう…ダメ…」
「口ごたえ…するのか?」

女はビクッと震えると、沈黙した。

「──……舐めろ」
「ッ」
「俺をイカせたら帰してやる…」

女は顔を歪め、男の股に顔をうずめ小さな口で男のものをくわえた。

ペロッ
ペロッ

女はぎこちなく舌をはわせ舐め続けた。

ビシュ──

「Σキャ」

女の顔と手、それと男の腹部に精液が飛び散った。

「綺麗に舐めろ…」

女は命令通り飛び散った精液を舐めとり、ようやく解放された。

シャワーを浴び出て来た女の前に男が来ると、バッと手を前にだした。

「今日の金だ…明日もまた来い」
「……もう…嫌…お金はいらない…お願いだから…」
「何言ってるんだ?お前が金が欲しいから買ってくれと言ったんじゃないか…」
「ッ…違う…前とは違うの…私は…」
「じゃあな」

バンッと金を押し付け男は部屋から立ち去った。

女はボタポタ涙をこぼし、手で顔を覆うと床に崩れ落ちた。

「私は…もうお金だけの関係に耐えられない……こんな…気持ち…信じられない。愛してしまうなんて…愛して…ッ」


女は床にうずくまり、泣き続けた…

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