鈴が目を覚ますとそこは病院だった。
「鈴…?」
心配そうに鈴を見つめる木村。
『先生…』
木村は鈴を抱き締めた。
『先生…?』
「もう何してんだよ…バカな真似すんなよ…」
木村は震えながら鈴を抱き締めている。木村が泣いてるのを見たのは初めてだった。
『先生ごめんなさい…』
「……鈴がどっか遠いとこ行っちゃうんじゃないかってすっげぇ怖くなった…俺のせいだな…ごめんな…もう悲しい思いさせねぇからな!!!もう離さねぇからな!!!愛してる」
木村は鈴にキスをした。何度も何度も優しく甘いキスをした。
『先生…私も先生愛してるよ』
木村は鈴を強く抱き締める。
「なぁ…」
『ん…?』
「鈴が卒業したら…結婚しよう」木村の突然の言葉に鈴はびっくりした、そしてニコッと笑って
『はい☆』
「ずっと一緒にいような。これからもずっとな」
『うん☆』
鈴は木村の頬にチュッとキスをした。手を握り合い、いつまでも抱き合っていた。
『先生…誰よりもあなたが一番好きです☆』
--------おわり---------
今まで『海…』を読んでくれた方ぁりがとござぃました!!!☆★