何回も打ち付けて、体位が違うと、微妙にあたる部分が違うんだということを知る。
もちろん、頭で、チラッと考えただけで、現実的には、必死になって腰を振っているわけだから、早々に出してしまわないように我慢するのに必死の様相を呈していた。
千歳は、ガクガクと頭を振る。
「はっ、はっ、た…拓也先輩、…んんっ、ぁっ」
「…ちとせっ」
「あたしっ…もう、もうだめっ」
「俺も…」
「んあぁぁあんっっ」
最後はたまらず、声を上げて千歳は俺の腕で果てた。 *
「声…漏れちゃったかな…?」 心配そうな顔をして、千歳が尋ねた。
「大丈夫…だろ」 たぶん、声は漏れてたと思うが、まぁそこは気にしないでおこう…………υ