先輩は、「これ、忘れずにね」と言って、ガラスのシャーレを僕によこしました。
先輩が背中をおすように追い立てるので、一応トイレの個室に入りました。
せっかくだからそのままオナニーしようかな、とも思ったのですが、さすがに
それは僕も恥ずかしいし、第一、先輩にどういう顔をして僕の精子を見せたら
いいのかわからなかったので、オナニーしないでしばらくそのままでいました。
10分くらいたったところで、先輩が「まだ?」と聞いてきました。
僕が「まだです、いまやってるところです」と答えると、先輩は
慌てたような声で、「ごめん、じゃましかったね」と言って、パタパタ
とスリッパの音を立ててトイレの前から去っていったようでした。
先輩はトイレの外で聞き耳を立ててたのかな、と思うと、ちょっと
興奮して、おもわずそれでオナニーしてしまいそうになりました。
それから、もう10分位したところで、一度トイレを出て、部室に戻り
ました。