「あ〜いいお湯だった。」
姉ちゃんは白い綿のネグリジェを着ていた。色っぽいヤツじゃないけど、着やすい、脱ぎやすいということで、ケガの間もよく着てた。でもしゃがんだりすると下着が透けてみえるので、ボクはドキドキすることがある。
「なんか、あんまり困ってないみたいね。つまんないなあ」
姉ちゃんはピザの残りをボクの口に運んでくれた。そして、何を思い出したのか急に大きな声を出した。
「なに?」
ニヤッ 「カレーのお返しでタバスコはどう?」
確かに…ピザだし?
辛いモノ好きの姉ちゃんは台所に常備している。
「これ、効くだろーね。」
「あれは、わざとじゃないんだよ…」
姉ちゃんは抵抗するボクのズボンを脱がせた。パンツまで…
ボクはTシャツと、下スッポンポンの情けない格好…
ボクは真っ赤になって目を伏せた。この格好自体、充分な戒めだ。「ちょっとやり過ぎかなぁ」
「当たり前だよ。」
「でも、だいたいあの日からおかしくなかった?」
「姉ちゃんが、もうちょっとって…困らせたんじゃんか…」
「困ってたかどうだか…とにかく、このまま一晩明かしてもらう」「うそぉん…」
姉ちゃんはこの罰が気に入ったみたい。