マネージャーに、住んでるアパートまで送ってもらう。二人は同じアパートの隣同士の部屋だ。
絢子の部屋
「続き、しても、イイデスカ??」
なぜかカタコトの吹雪。絢子の側に近付くと、絢子は歩き出し、テーブルに向かう。
「駄目。今日はエ●タの神様の日だから、それ見るの。日々勉強だよ」
そう言うと、テーブルの上にあるリモコンを取り、テレビをつける。もうすでに始まっていた。ソファに腰掛け、テレビを見る。
「今日くらい良いじゃんかぁ!頼むよ絢子ぉ〜!」
絢子の座っているソファの右隣に行き、絢子の腕にしがみつく吹雪。振り払う絢子。
「うるさいな、黙って」
エ●タに夢中の絢子。うずうずしている吹雪。しばらくは我慢をするが、やはり我慢出来なくなる。
「ね、駄目?」
「シッ!」
まるで放置の状態に、吹雪の何かがプツッと切れた。