用具倉庫。
新しい倉庫ができ、古い倉庫は放置されていた。
敷地内の隅にある為人もめったに来ない。
「ン…アッ…」
「もっと声出せよ…」
目隠しされ、手は縄でククられた状態の女生徒は、服がハダけ突起した乳首とほのかな汗がヤらしくチラつく。
股間から愛液が噴き溢れている。
「鳴けよ…もっと乱れろ」
眼鏡を掛けた男生徒が女の秘部に指を入れ、手慣れた手付きで掻き回している。
グヂャグチャ
ズブッ
「ウアッ…アッ…もっと…触って…」
女はクリトリスを刺激され、身を震わせ感じている。
「チッ」
「えっ…」
男は舌うちすると、手を止め女を解放した。
「ヤ…ヤだ…止めないで…」
女は足から白濁の液を流し身を震わせ男にしがみついた。男は嫌悪そうに顔を歪めた。
「お前じゃたた無い。うざいから消えろ」
男は冷たく言い放つと泣きすがる女を振りきり倉庫から出て行った。
「リッちゃん」
髪がクルクルのくせ毛の女が倉庫から出てきた男に気付き声を掛けた。
「リッちゃん…また…ヤッたの?」
「ヤッてない」
男はキッパリ否定する。声を掛けてきた女が側に寄って来た。
ペロッ
男の手をとると、手についていた白い液を綺麗に舐め始めた。
男は黙って見下ろす。
「リッちゃん…また次の人とヤルの?」
「お前が相手してくれるなら…探さなくてすむ」
女はそれを聞いて、ふんわり優しく微笑んだ。
「私…リッちゃんに抱かれるくらいなら死ぬわ」
「──……雪華」
「だって…私リッちゃんのお姉ちゃんだもん。ねっ?凛…」
「従兄弟だろ…」
「生まれてからずっと一緒に育ったんだから姉よ。姉弟みたいに育ったでしょ?」
「俺は…あんただけにしか欲情しない」
「──……リッちゃん」
雪華が手を伸ばし、凛の両頬に触れるとニッコリ微笑む。
「女の子を泣かし続けるあなたは嫌い…凛」
「雪華が…相手をしてよ!そしたら…」
雪華は笑顔で首を振る。
「私は…あなたを愛せない…分かるでしょ?」
「雪華…」
「あなたに抱かれたら私は発狂するわ。…凛は私を壊したいの?」
「嫌だ…」
雪華が良い子と言って頭をなでた。
「私はあなたの双子の兄・狛に犯された。…だから似てる凛を愛せ無いの…ごめんね」