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あの夏の日?

☆☆☆  2006-06-27投稿
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あれから1年たってまた暑い夏が来た。奈菜と淕は昔から相変わらず仲が良く二人海で遊んでいた。淕は奈菜より背が高くなり体もガッチリして男らしくなってきた、そんな淕に奈菜は最近ドキドキするようになっていた。
「なぁ奈菜ー」
『ん〜?』
奈菜はアイスをペロッと舐めている。
「一口ちょうだい?」
『やだぁー』
「くれよー!!」
『あげませ〜ん』
奈菜はベーッと舌を出して走って行った。そんな奈菜を淕は追い掛ける。
「待てよバカ!!」
二人は海水が膝くらいまでつかる浅いところでもめ合う。淕がアイスを持っている奈菜の腕を掴んで無理矢理食べようとする。
『ちょ、やめてよ!!!』
腕を振り払おうと勢いよく振り払ってその弾みで二人はこけてずぶ濡れになる。アイスは海水にピチャッと落ちてしまった。
『あぁー!!』
「あぁー!!」
二人して溶けていくアイスを眺める。
『もう最低』
振りかえると淕の顔が目の前にあった。ドキッとしてしまう奈菜。さっきこけたので淕が奈菜においかぶさる形になっていた。沈黙が続くにつれ心臓がドクドクと早くなる。奈菜が起き上がろうとした瞬間淕が奈菜にキスをした。時間が止まったみたいだった、体が一気に熱くなり淕が口を離すと奈菜の頬はほんのり赤くなっていた。それを見て淕の頬も一気に赤くなる。奈菜と淕はサッと立ち上がった。
「か、帰ろっか!!!」
『う、うん!!!』
二人はぎこちなくなり帰り道は一言も話さなかった。

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