私は高橋誠50歳、ごく普通のサラリーマン。妻の綾子は28歳専業主婦。妻と結婚して３年。妻との馴れ初めは、会社の同僚、部下の関係だった。綾子は幼い頃に父親を病気で亡くし、母親に女で１つで育てられた。そのせいか、綾子はいわゆるファザコン、同年代の男性より年配男性にしか興味がなかったようで、冴えない俺に綾子からのアプローチで付き合うことになり、結婚まで至った。綾子の母親に挨拶に行ったときに、母親から、綾子は昔から結婚するならお父さんみたいな年配の人と。と、言ってたみたいで、母親からも、年の差は関係ないので綾子をお願いします。と快諾を得て、現在に至ります。
綾子との夜の営みは最初は私も綾子の期待に応える様に頑張りましたが、次第に綾子の期待に応える体力がなくなり、最近は綾子とのセックスを拒むように、いわゆるセックスレスになってしまった。綾子の若さゆえの性欲に期待できなくなった私は、綾子に、次の様に打ち明けた。
綾子はまだ若い。俺と別れて別の男性と再婚したらいい。と言った。綾子は、誠のこと大好きだから別れたくない。
でも、性欲を満たしたいから、もし誠が許してくれるなら、他の男性との・・・
俺は綾子の言いたいことがすぐに理解できた。
分かった。一番の原因は俺だから、綾子の好きにしたらいいよ。但し、条件が。綾子は、条件は？と聞いてきた。
俺は、相手を教えて欲しい。別に綾子を満たしてくれる男性を知りたいから。と言った。綾子は、うん。解ったわ。ちゃんと誠に報告するから。でも、ほんとに誠はいいの？と綾子に言われ、俺は、綾子と別れる位なら、俺公認で綾子を満たしてくれる男性がまだいい。と答えた。綾子は、誠ありがとう。私は、誠と同年代の男性しか興味ないから、そのときはお願いね。
と綾子の表情は晴れやかだった。
それから間もなくして、綾子から相談を受けた。
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