結局、精液はほとんどが壁や床に飛んでしまって、先輩が持ってた
シャーレに取ることは出来ませんでした。
射精が終わった後、僕は全身の力が抜けて立っているのがやっとで
したので、はあはあと荒い息をしていました。
先輩は、右の方に体をよじって飛んでくる精液をよけたままの格好で
固まっていましたが、しばらくして「大丈夫?」と声をかけてくれま
した。僕は息をしながら「大丈夫です」と答えましたが、そう答える
のがやっとでした。
先輩は辺りを見回して、「すごいいきおいで飛ぶんだね。びっくり
しちゃった」と震えながら言いました。