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美味たる日々?

明凛  2006-06-30投稿
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一時歩いていると公園に着いた。ベンチの前で男は、

「ここに座って。絆創膏買って来るから待ってて。」
「えっ?…あの…」

声をかける前に男は立ち去った。

言われた通り未央奈は待った。一時して男が息を切らしながら戻って来た。買って来た絆創膏を取り出し未央奈の右足のヒザに貼った。

「ありがとうございます。それとすみません…。」
「え?何が?」
「ぶつかった時…あの時、考え事していたので…。」
「あ〜…実は僕も考え事してたから…こちらこそすみません。」

男が立ち去ろうとしたその時、

「あ、あの!」

男が振り返った。

「わ、私未央奈です。桜木未央奈です///。」

男は一瞬黙った。そして、

「僕は五十嵐大樹です。」男は答えた。
「お礼をしたいんです。」
「いいですよ。お礼なんて。」
「でもしたいんです!」
「…じゃ〜お茶なら…」

未央奈は嬉かった。そして、未央奈と大樹は電話番号を交換した。

(続く)



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