それから数日が経った。
そして今日は大樹との約束でお茶を飲みに行く日だ。未央奈は滅多にしない化粧をし、綺麗な服を着た。
未央奈は30分早く待ち合わせ場所の公園に来てしまった。そうここは数日前に大樹に手当てをしてもらった場所だ。未央奈の内心はドキドキしていた。
大「あっ…もう来ていたんですか…すみません待たせてしまって…。」
大樹がやって来た。
未「いえ…私が早く来すぎてしまったんです。気にしないでください。」
大「では行きましょう。」
すると未央奈は恥ずかしそうに、
未「あ…あの…最初にこの公園を周りませんか?」
大「?…いいですね(クスッ)。」
最初の30分は公園を周りながら2人はいろいろな事を話した。学校のことや趣味のこと…。
2人は公園を出て街に向かった。そして2人は喫茶店の前に止まった。
未「この喫茶店私の行きつけなんです。」
大「…ここ…僕もこの喫茶店行きつけなんですよ。」
未「えっ?そうなんですか。」
がっかりした未央奈を見た大樹は、
大「では入りましょうか。桜木さん。」
未「は、はい。」
2人は喫茶店へ入っていった。