………「……」
「……そうですか……見て…しまわれた…」所長はさすがに何も言葉に出来ないようだった。重い沈黙が、かなりの時間続いた…
「いつからなんです…」
「二か月…ぐらいですか」
「…なぜだ!」
「…刺激が…欲しかったんじゃないでしょうか」………
「…あんたに…お願いがあります。」
「…?」
「…明日…ここは休みですよね?」
「…?ええ…そうですが…」
「妻を出社させて下さい」「はぁ…」
「それで…」
「それで…?」
「……妻を…また…抱いて下さい…」
「!…え?」
「アイツと…セックスして下さい…」
所長は眉間に皺寄せて、溜め息を着いた。
「わかりませんな…どう言う訳で…」
私にもわからない!
「折を見て…姿を現します。」
「内緒でまた…あなたの前で…と言うことですか?」
私はうなづいた。
「気が進みませんな…ご主人がいるとわかっていては…私も…」
「いいんですよ…、遠慮なくいやらしくしてもらって…私は…それを…見たい…」
「!…見たい?……いいんですか?…」
「…ええ…」
「…。言う通りにしましょう」私は妻に内緒で彼と打ち合わせをした。
「それと…もう一つお願いがある…」