驚きのあまり身体が硬直して変な冷や汗が出てきた。
來紅『先生？ぼーっとしてどうしたの？』
來紅は不思議そうな顔で私を覗き込む。
私『君…じんどうみくちゃんじゃないの？』
私が震える声で聞くと來紅は物凄く驚いた様子で言った。來紅『違うよ!?俺はじんどうらいくだよ!!』
どうやら私は漢字を読み間違えていたらしい。
私『そうだったの…てっきり女の子だと思ってたわ。ごめんなさい。』
私は何とか自分を抑え、謝罪をした。
私『改めまして、今日から來紅君を教えることになった金谷流華です。よろしくね♪』私はこれも何かの縁だと思い、來紅君と仲良くなることに努めることにした。
來紅『謝らなくていいよ♪よろしくな☆俺も先生が女子大生って聞くまで流華なんて名前男かと思ってたし、まぁ…女の人で安心したけどな。』來紅君はそれだけ言うと私に近付いて来て、チュっと触れるか触れないかのキスをしてきた。…!?私が來紅君の行動に驚きすぎて固まっていると、ペロッと舌を出して可愛く笑いながら、こう言ってきた來紅『欧米風挨拶♪』
遊ばれてると気付いた私はこれ以上嘗められないようにと勉強はスパルタモードでビシバシやってやろうと企むのでした。
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