樫村はまだ朝焼けが残る時間に、ドアを開け放して熟睡している鈴香の部屋へ忍び込んだ。
ベッドの傍らにひざまずいて、夏掛けをめくると、つるりとしたフルーツのようなヒップが現れる。くっきりと日に焼けた背中も、すべて裸だった。
「風邪をひくじゃないか」言い訳のようにそうつぶやきながら、寄り添うように横たわり、背中から腕をまわす。寝姿でも形を崩さない乳房を掌で包み、もう片方の手で太腿の間を茂みに向かって撫でていった。それでも、鈴香はなかなか目を覚まさない。
気長に乳首や柔らかい溝を弄んでいると、その辺りが少しずつ潤い始め、体をモジモジと反応させた。夢うつつで振り向いたその表情は、至福の笑みを浮かべている。
余韻を残したまま中断し、2人で朝食を済ませた後ゆるゆると過ごしながら、そのまま居間で再開した。広い庭を隔てて、生垣には南国の花が咲き乱れている。
蜜月の日々もいよいよ最後の夜、キュッと引き締まる洞窟の壁を2本指で摩っていると、指先にコリッと隆起したものが触れるようになった。
「はあ、あ〜ん、叔父様、何だか私変なの」鈴香の感覚に異変が起きているらしく、腰が波打つように動き回る。指を抜き差しする速さがだんだんと激しくなっていく。
「はあ、はああ、うう〜ん!」次の瞬間、痙攣する太腿の間から、清らかなしぶきを吹き上げた。
樫村は急に愛しくなり、?女になった?鈴香の肢体を抱きしめていた。