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不思議系レンアイ?

さゎ  2006-07-05投稿
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『うっ…ゎ!あの人メチャ?綺麗だょっ!』
街ゆく人は皆、琴音(ことね)に目を惹かれる。

『可愛い〜』
『声かけようぜ!』

琴音の側で、親友の七奈は呆れたようにつぶやいた。

「アンタって…本当顔だけは綺麗なのょねぇ。」

「はぃ?」
小森琴音。高一。
琴音はいゎゆる美人というものでぁる。身長165cm・体重48kg。スタイルも良く、昔から一際目立っていた。しかし、琴音は彼氏イナイ歴16年!理由は…

「白い肌に、長いまつ毛、黒くて長い髪…そこらのモデルなんかょり何倍も可愛いのになぁ」
七奈は諦めたように愚痴をこぼす。

「七奈、またその話?聞き飽きたゎ。あたしが悪シュミだから彼氏の一人もいないって言うんでしょっ」
「あっ…悪シュミと言うより変態!!」
「人聞き悪いゎね」

そう。何故かというと…


「ハァッ…ハァハァ」
顔を赤らめ、息遣いを荒くし、テレビ画面に見入る琴音。画面はとぃぅと……

『イャァァ!助けてぇぇぇぇ!!』
(ザシュッ!グチャ…グチャ!!ニチャッ…)
血しぶきを、虚ろな目で見つめる琴音。

「良い…?」
そう。。琴音は悪シュミなちょぃ変態さんだったからデス。

「う゛…っ!あ、あたじ…ゃっぱ無理…琴音トイレどこ…」
「…ん?トイレ?あたしの部屋を出て右曲がってすぐょ」
「サっサンキュ…おぇっ」


皆、あたしの性格を知ると、決まって同じ事を言う。

『琴音ちゃん気持ち悪い』
『小森さん…やっぱり顔だけだね』
『マジ引くー…キモッ』

嫌われたって、構わない。コレがあたし。


でも私はある日…恋をしてしまった……

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