憂「ただいま」
琴「おかえり★」
2005年秋、私、憂は友達である琴と二人で暮らしていた。
その家は私があまり来客を好まないので、特別仲の良い友達しか遊びに来なかった。
仕事から帰り家の中を見ると、私の姉の様な存在の由樹とその彼氏、孝が居た。
憂「いらっしゃい」
由樹「どーも★」
そんな言葉を交しふと由樹の横を見る。見たことのない男が居た。
その男への第一声は
憂「自分誰?」
印象最悪。
彼の名前は大。
大は孝の友達で、琴が許可したので遊びにきていた。
大「孝のツレ。自分が憂?」
憂「せやで…ごめん寝るわ」
とりあえず予期せぬ来客に機嫌最悪な憂。
そして自室にこもる。
大と憂。二人の出会いは、お互い印象最悪であった。