來紅君は私の顔を切なそうに見上げている。
來紅『俺も…好きだって本気で思った人は先生が初めてだよ。今まで何人かの女子と付き合ったけど…やっぱり先生が一番だったよ。』
來紅君が今まで辛い思いをしていたと思うと胸が張り裂けそうだった…。
私『気付いてあげられなくて…ごめんなさい。そんなに前から想っていてくれたなんて…ホント。。可愛い。』
私は來紅君が愛しくて力一杯抱き締めた。
來紅『せ、先生痛いよぉ』
くすぐったそうに笑って訴える來紅君にキスの荒らしを降らせる。
-チュ・ンチュチュ・ンチューチュー-
私『ハァ…來紅君…生徒の君に言うのは気が引けるんだけど…本気で好きだから私の彼氏になってくれない?』
私がそう言い放った瞬間…來紅君の目から涙が溢れていた。
來紅『ありゃ…折角我慢してたのに…嬉しくて止まりそうにないや。』
來紅君はグスンと鼻を鳴らしながら苦笑している。
來紅『こちらこそ。よろしくお願いします。』
ニッコリ笑ってキスをしてきた。私も來紅君の両頬を両手で包み込んでキスをした。段々と舌を絡めて激しくなってきたキスに戸惑いを隠せない様子の來紅君を見て悟った。
私『初めてなの?』
來紅君は恥ずかしそうに小さく頷いた。