私は彼女の汗ばんだ躰と赤く染まった花びらを丹念に拭き上げている。どの位時間が経ったのだろうか彼女が目を覚ます。「イャッ、恥ずかしい」胸を枕で隠しみるみるうちに彼女の顔と躰が紅潮していく。「社長ともさっきみたいになってしまうの」と聞いてみた。「何のこと?」「貴女が気を失ってしまうことです」嫉妬にも似た憎悪が湧いた。彼女を私のモノにしたい!「光代さん貴女が逝ってしまうなんて、だけど僕はまだ天国に逝っていないんだよ。今度は僕の番ですよ!」少し語尾を荒げて言ってみた。彼女は(分かりました)と従服したような態度で頷きます。私はベッドの縁に座り彼女を私の前の床にひざまずかせ雄しべに唇を触れさせた。彼女の小さな唇が開き私の怒張した雄しべに舌を這わす。たどたどしい!焦れったいくらいだった。今度は小さな唇の中に怒張した雄しべを頬張り眉間に皺を寄せ苦しそうだった。正直に言って上手ではない。ただ一生懸命私に奉仕してくれる姿だけで私は満足感と云うか征服感に浸れた。「光代さん、またして欲しい?」コクっと頷く。私はベッドに横たわり彼女に上に乗るように命令調で言った。躊躇するように私の上に跨り私の雄しべを彼女の花の中に静かに押入れた。花びらはすでに花蜜で溢れかえっていた。