そのKの裸体は、未だ脳裏に焼き付いて離れない。言葉に出来ないほどに、扇情的な姿。 Kは固まっていた。何が起きたのかわかっていない様子だった。 しばらくまばたきを繰り返して、言った。 「泡?」 「…違うよ」 「えっと、じゃ、コレ、なに?」 指で白い筋をすくいながらKは僕に問う。 その単語を出すのが恥ずかしくて、目を逸らして答えた。 「僕の、精子」 「……え、ええっ? えええぇぇぇっっ!?」 静寂の中、Kの叫びが浴場を駆け巡った。
新着官能小説100作品 近親相姦人妻痴漢恋愛女教師女子生徒SMレズ体験談ボーイズラブその他