カーテン開けられ、眩しさに目をこする。
「おはようごさいます。」メイドのさやがあどけない笑顔をみせる。
「んっおはよ」
さやは、のんびりと、
「早くなさらないと、遅刻しますよ。」
と、はにかみながら言う。「んっさや、こっちに来て」
「…はい!」
オレはさやをベットの上で抱きしめた。
さやはオレの恋人兼メイドだった。さやは1才下で、オレがこの家・あの高校に入る時に告った。
その時さやは中学校を卒業と同時にこの家に住み込みで働く事になっていたのだ。
「さぁや」
オレは甘えた声で、なおも抱きしめる腕を強めた。