いつの間にか乱交状態だったが、それは足音で中断された。
コーチ達がそれをさせているとはいえ、何も知らない生徒や先生たちが見たら大問題だ。
まして、水着なんてとっくに脱いで、裸で男女がいるのだから…。
しかし、6人は気付くのが遅すぎた。
ガラッ
入ってきたのは、コーチと顧問だった。
安堵を示す6人だが、コーチが低い声で言った。
コーチ『男どもはもう帰れ。お前たち(女の子)はこれから練習だ。さっさと着替えてこい。』
裸で、精液などがかかった葵たちを見て、冷たい目で言ったのだ。
男はおとなしくプールをあとにして、葵たちは、シャワーを浴びにむかった。
ただ、美咲だけ呼び止められた。
朱希と葵がいなくなると、美咲はコーチに頬を叩かれた。
コーチ『あいつをオレたちとヤらせる前にあんなガキらにヤらせるとはどういうことだ?』
美咲『!す、すみません。ただ、コーチたちとの時に言うことを聞かないようではいけないと思いまして…』
コーチ『バカが…。すんなり受け入れられたんじゃつまらないだろう。』
美咲『すみません…。』
泣きそうになっている美咲を無視し、コーチはシャワー室へとむかった。
顧問は、美咲を見てニヤニヤと笑っていた。