5時間目。
古典の退屈な授業に飽き飽きして、美緒はさっきの岡田とのsexを思い出していた。
もお、あの変態教師。て言っても、脱いじゃったのはあたしか。
はあ-とため息をつく。 しかし、あの岡田に迫られると逃げられないのだ。普段は厳しい教師。でも美緒の前では笑顔も見せる。何より自分の体で感じてくれる。
あのギャップに弱いんだよなあ。
美緒は窓の外を眺めながら、なんとなく岡田と初めて関係を持った日の事を思い出した。
あれは確か、2年の終わりくらいだったな。
高校に入ってから遊び回っていた美緒も、大学受験を意識し、塾に行かされるようになった。しかし、そんな刺激のない生活に飽き飽きしたある日のこと…。
あたしは髪を念入りに巻いて、制服のスカートをいつもより短くして、飲み屋街に行ったんだよな。
街をただフラフラと歩いた。酔っ払いのオヤジ共が、いやらしい目線を投げてくる。それが刺激的で、たのしかった。
もお-援交でもしてみるかな。
そう思いかけていたその時…
先生に、岡田亮に見つかったのだ。