美香は不安にかられ周囲を見渡した。終点も近くこの車両には美香達以外には誰もいない。他の車両もこんな感じだろう。
(…何?)男はしきりにジェスチャーしている。左手で作った輪に右手の人差し指を入れて男は美香に微笑んだ。
くったくの無い笑みについ美香は微笑み返してしまった…。
「え…」
了承を得たと思った男はBox席にかがみいきなりズボンから自分のモノをとり出し美香の手を取ると握らせた。
(え…何やってんの?)と、突然濃いキスをされた。舌をからませ、執拗に吸ってくる。情熱的で上手い…。