朝、妹は結婚式場へ行く、ワンピースを着て玄関に立った。
「じゃあな。向こうでな」
「うん」と妹は言い、俺の頬にキスした。
堪えていた俺は妹を抱きしめる。
長いキス。妹が静かに「お兄ちゃん」と言って放れる。
「だめだ」俺はズボンを下げると妹のワンピをたくし上げた。
「お兄ちゃん…」ショーツをすばやく脱がせ、俺は俺のモノを
妹の茂みに立ったまま押し込んだ。
妹が俺と一緒に腰を激しく動かしてくる。
舌はもちろん絡み合い、俺は奥深く侵入した。
中へ出しそうになった時に、妹はそれはさせなかった。
妹はイきそうな俺のモノをつかむと、自分の口に含んでくれた。
口でしごいて俺をイかせてくれた妹。
「ユキはイってないじゃないか」
「いいよ、又、今度で…」
又、今度って…いいのかよ、この関係…続けて…。
あれから俺たちは、二ヶ月に一回は会っている。
妹は旦那とのセックスに満足出来ないらしい。
俺は一人暮らしを東京ではじめた。
サラリーマンになり、家へ帰ると、合鍵を持った
妹が玄関で出迎えてくれる日がある。
俺たちは食べることも忘れて、プレイに興じる。
今、妹は俺のモノを愛おしそうにしゃぶってくれている。
俺の指は妹の中で泳いでいる。
「地獄におちるね、私たち」と妹は笑って言った。
その笑った唇を強く吸う俺。
今は幸せである…明日はわからない…。
〜了〜