白いブラウス、紺のスカート、上下揃いの下着、靴下、靴。女の身に付けているものを全て脱がして、男は立ち上がった。遠慮なく女の裸体に目を這わせる。 女は恥ずかしさと緊張で息が苦しかった。 『そ…そんなにジロジロ見ないでよ』女は手で胸と性器を隠した。 『綺麗なのは顔だけじゃないみたいだね』男はニヤっと笑った。 女の体は予想以上に素晴らしかった。 色白の肌。豊かな乳房に、ツンととがったピンクの乳首。引き締まった腰。張りのある尻に、スラリとした細い足。 男は自分の股間が興奮で高ぶるのを感じた。(依頼の仕事が済んだらちょっと楽しめるかもしれない…) 男は女をビデオカメラに収まるように座らせた。そして不安がっている女の唇に優しくキスする。女は物足りなそうに自ら舌を差し出したが、男は無視してビデオカメラの後ろに立ち、画面を見ながら言った。 『そこで、オナニーしてくれ。そうすれば依頼完了。』 女は驚いて言った。 『オナニーですって?あ…あの、セックスじゃなくて?』 『俺の友達が、君がどっかの男とセックスするのを見たいと思うかい?嫉妬で死んでしまうさ。それに俺も、友達に自分のセックスシーンを見せたいとは思わない』 女はなぜか分からないが失望に似たものを感じた。それと同時に自分を叱りつける。(馬鹿!抱かれることを期待していたなんて。一体自分はどうしてしまったの?) 『さぁ、始めてくれ』男の一言で女は我に返った。そして、数少ないオナニー経験を活かしてまずは乳房に手を伸ばした。撮られていることより、名前も知らない危険なハンサムの目線に意識が向いてしまう。男は腕組みして見下ろしている。女は最初に両方の乳房を下からすくいあげ、すでに固くなっている乳首を人指し指で転がした。男がゴクリと唾を飲む音を聞いて、更に乳首を摘みあげて引っ張り男の興奮をあおった。そして多少息遣いを荒げながら、すでに濡れてヌルヌルしている性器に手を伸ばした。