同じクラスの男子が立っていた。
同じクラスの男子と言っても,幼馴染みだ。家も隣同士で小さな頃からずっと一緒だ。カッコイイし,優しい。名前はユウ。
「ユウ!!何でユウがいんの??」
「いちゃわり〜かよ!!笑」
「いや…悪くないけど…」
「で,お前ここで何してんの??」
「あっ。ううん…ただ何となく屋上に来たい気分だったの!!」
「そっか。」
私はユウの元気がない表情に気付いてしまった。
その時メールが来た。「ごめん!!今日昼休み部活の集まりがあるから屋上いけね〜!!」
彼氏からのメール…
私はなぜかそのメールにほっとした。
なぜかって…ユウが心配だったから…ユウはいつも私の事心配してくれてて,彼氏と上手くいかない時も相談に乗ってくれてた。でも私はユウから弱音なんて一回も聞いた事なんてない。
だから,力になりたいって思った。