帰りの車の中は出来るだけ平静を装っていたものの、やはり姉を妙に意識してしまいました。姉は男の人にどんな風に抱かれたんだろう、どんな行為をしたんだろうと想像で頭がいっぱいになります。
それだけでなくハンドルを握る姉の手を見ると、さっき触れられていたことも思い出して、一人だったらすぐにでも射精してしまいたいくらい勃起してしまいました。
そんな風に悶々としてる帰路の途中、姉が「ちょっと寄りたいところがあるんだけど、行ってもいい?」て僕に尋ねてきました。
僕が「別に構わないよ」と答えると姉は帰路を外れた道を進み始めました。暫く走ると姉が右ウインカーを出しました。姉が入ろうとする建物を見て僕は驚かずにいられませんでした。そこはなんとラブホテルだったのです。
姉は平然とした顔で右折し、車をホテルの駐車場に着けました。エンジンを切った頃、僕はようやく我に返り、慌てて姉に尋ねました。
「姉さん、こ、ここって・・・」
「ラブホテルよ」
姉は平然とした声で平然と言います。
「こ、こんなところ来てどうするの?」
「ここですることって言ったらセックスに決まってるじゃない」
姉さんは何を当たり前のことを、と言った感じで僕に言います。動揺していた僕はその事実を改めて聞かされた事で逆に少し冷静になりました。