今日も私『神谷 美咲』は歩いて下校していた。いつもの道を帰っていると交差点で突然車が飛び出して来た。
『きゃっ!』
驚いた私はこけてしまった。
『大丈夫!?』
車から男性が降りて来た。彼の名は『太田 昇』。大学病院の新人医師らしい。ぶっちゃけ…かなりかっこいい。
『大丈夫…です』
『あ!膝擦りむいてるじゃん!すぐ消毒するから車に乗って!でもここだと道せまくて他の人の迷惑になるから移動するね』
彼は私を後ろの席に乗せて近くの空き地に車を止め、馴れた手で消毒し、絆創膏を貼ってくれた。
『ありがとうございます☆じゃあ何かお礼させてください!』
お礼はしなくて良いと言う彼にさらに詰め寄ると
『じゃあ彼女になって(^_^)…な〜んてね☆』と言ってきた。
『…ィィヨ』
そう言って車のドアを閉めて彼にもたれかかった。
『えっ…あっ!冗談だって!』
『でも先生、彼女居ないんでしょう?』
『いないけど…』
私はそっと彼の息子に手を当てた。ズボン越しに触っているのにも関わらず、息子はみるみるうちに固く大きくなっていった。