私はなんだかお父ちゃんの、男の素顔が見たくなった…
さりげなく友達に借りたレディコミを置いて、反応を見たり…
『こんなの自分の部屋で見なさい…』気まずそうに赤くなるお父ちゃん…
お風呂上りは、ちょっとだけボタンを少なめに留めて、体操座り…『マホ…女の子がそんなカッコでウロウロするな…』
『だって暑いんだもん。お父ちゃんはパンツ一丁じゃない…』
『男と女は違うんだよ…父さん目のやり場に困るよ…』
それは本音みたい…
そんな中、お父ちゃんの夜中のいたずらは、ちょっとずつだけど、大胆になった…
毎晩、お父ちゃんのドキドキを感じる…今日はどこまでかわからないけど、なんか…
「ね、ビール…ちょっとだけ…」
「仕方ないなあ…そんな年で酒を覚えちゃ、末恐ろしい…」なんて言うけど、コップ一杯だけ注いでくれる。
「最近のマホ…素行が悪くなったなあ」
「え?私はまじめな女子高生だよ。」
「とは信じてるけど…父さんとしてはちょっと心配だ…」
「え、どこが?」
お父ちゃんはそれ以上は言わなかった。
「大丈夫だよ…お父ちゃん悲しませたりしないから…」
あまり会話も弾まない。私は早めに横になって目を閉じた。