気がつくと、さなは椅子に後ろ手に目隠しのまま、縛られていた・・・それもM字開脚という恥ずかしい姿で。
「んんっ・・・なっ、なに・・・平井くん?」
「ははっ・・キレイだよ、さな・・・なんていやらしい格好なんだ・・・」
視界も、体の自由もきかないさなの背後へそっと回り、首筋に息を吹きかける。
「ひゃっ!!」
「さな・・・たまらないよ・・・」
「いやぁ!平井くん、やめて・・・」
「ブブブ・・・・・」「なっ、なんの音!?」
かまわずに首筋に、触れるか、触れないかぐらいの強さでローターを這わせていく。そのままゆっくり鎖骨へ、そして胸元へとゆっくり移動させる。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・お願い・・やめ・・て」
「もう、感じてるのか・・・いやらしいな。」
おもむろにローターを止めると、はさみを出してさなの頬に軽く突き立てる。
「さな、いい子だからじっとしてるんだよ・・・あぶないから、ほら。」
さなは恐怖に固まった。