「ありがとう。ゆうは優しい子ね〜」
そう言いながら姉は僕の頭を撫でてくれました。何かちょっと恥ずかしかったですが。
暫く他愛もない話をし、お風呂のお湯が入ったところで順番にシャワーを浴びることになり、僕から入ることになりました。
バスルームの方結構大きく2、3人で入ってもゆったり出来そうな感じです。見ると中にはマットも置かれてあり、シャンプーやボディーソープと一緒にローションのボトルも置かれてました。
ドキドキしながら僕はボディーソープで体を念入りに洗い、しっかりとシャワーを浴び、姉に言われたとおりバスタオル一枚で出て行きました。
僕と入れ替わるように姉がシャワーを浴び始めます。その間、僕は腰にタオルを巻いたままの姿でベッドに腰掛け、ただソワソワとしながら姉が出てくるのを待っていました。
長かったような短かったような時間が過ぎ、姉が出てきました。バスタオルだけを体に巻いた姿です。
姉が僕の横に座ります。姉からの石けんのいいニオイが僕の緊張をさらに増させている気がしました。
姉は僕が緊張しているのが分かっているらしく、優しい言葉をかけてくれました。