メッセで毎日のようにチャットで彼と私は話した。楽しくて、彼が傍に居る感じがした。
「るなさん、今度お休みは?」
「来週の水曜日、月末だけど?」
「じゃあ、その日に休みを取るよ」
「平日よ?大丈夫?」
「うん、大丈夫。休み取りたいと思っていたから」
彼が私の為に休みを合わしてくれる…何か、幸せな気分。彼は休みを取る為に仕事をこなして、残業もするって言ってくれた。優しい彼…でも、無理をしないでと気持ちを伝えた。彼は約束は守るから、大丈夫だよ〜って軽く返してきた。それから、数日後…。
約束の前日、携帯にメールが来た。メールを開くと彼からだった。メッセを立ち上げる…彼も遅れて、メッセを立ち上げる。翌日の待ち合わせ場所と時間を決めから、チャットで話してから私は眠りについた…。
翌日、季節外れの雪が舞っていた。私はロングブーツに膝上25cmのミ二スカートを穿き、身体の線が出る薄手のセーターを着た。上着はベンチコートを着て待ち合わせの場所に車で向かった。数分後、彼が待ち合わせ場所に車で乗り付けて来た。
彼の車で移動した。行き先は市外のホテル。そこのホテルの部屋にはサウナがあって、彼はその部屋に入りたいと言っていた。雪が舞っている…彼は予想外の雪で運転に集中している…30分位車で走って、目的のホテルに着いた。駐車場に車を停めて、ロビーに行く…お目当ての部屋は使用中…空いている部屋を選んで、その部屋に入った。
部屋に入ると…彼が後ろから抱き付いてきた。
「会いたかった…凄く」
「私も…」
彼は私の唇を奪って、濃厚なキスをしてきた。長く、甘いディープキスを…。