それにしても彼女の中は熱い。
初めてのことに僕をぎっちりくわえ込んで締付ける。
このままじゃ動くことも出来ない。
「力抜いて」
彼女が少し落ち着いたのを見て優しく声をかけてやった。
だけど上手く力が抜けないのか、逆に力を抜こうとして身体を自分で動かしてしまいその痛みに呻く。
僕は彼女の涙を拭い頬にやさしく手をあて口付けをした。
神経をそちらに集中できるよう激しく口内を犯す。
「…ふっ…んっ…」
鼻から声が漏れ力が抜けたその時を待って僕は自身を動かした。
「んんんぅっっ!!!」
口付けをしたまま僕は腰を激しく打ち付ける。
「んう、んう!んうっ!」
しばらくは痛そうな顔をしていたが、やがて僕の腰の動きに彼女は無意識に腰を動かし始めていた。
中はぐっしょりで一旦動き出せばスムーズになるのも速い。
僕は唇を離しよりいっそう激しく突いてみた。
「ああっ、はっ、あぁんっ、んんっ、ああんっ」
やっぱりだ。
感じ始めている。
彼女の口元には快感の笑みが浮かび始めていた。
ぞくっとする。
その顔に。
「あぁんっ、はっ、ぁああ!…」
喉元を仰け反らせ快感の声を上げる彼女。
僕の一物は大きさを増した。
「ああっ?!」
びくりと彼女が反応して一段と高い声を出す。
「や…ぁ…」
急に恥ずかしくなったのか突然そんな声を出し目を閉じる。
そんな彼女が可愛いと思うし、だから僕はもっと彼女を喜ばせてやりたいと思う。