二人の口から、涎が垂れていく。
俺は肩に置いた手を、サキの耳元に持っていき後ろ髪をはさむように、頭を支えて、夢中でキスをした。唇から離し、耳を舐め、首筋あご、鎖骨、二の腕。。。徐々に、手の位置を下げながら全身くまなくキスをし、舐めていく。
「ハァ ハァッハァ ハァ」
すすり泣きとも、喘ぎともとれるようなサキの息が、シャワーの強い音の合間に聞こえる。
俺は、乳房とアソコを抜かす全ての場所にキスをした。
「イヤッ こ、、恐ぃ、、」
サキが泣きべそをかきながら、途切れ途切れに言う。「こっ、、わ」
大きな雫が、サキの目から落ちた。俺は、手のひらでそれをぬぐってやる。
「ごめんな」
耳元でささやく。
サキの大きな目が見開き、俺を見つめる。濡れた睫毛が光る。
俺は、軽く、サキの唇に唇を重ねた。
チュッ
もう一度溢れたサキの涙を親指で拭う。サキの頬に触れている手に、サキの左手が重なる。それから、少し顔を傾け、俺の手にサキがキスをした。
サキの全身は、小刻みに震えていた。
それから、俺たちは、長い長いキスをした。サキと俺の舌は口の中で絡み付き、押し合い、求め合い、奪い合った。